「ないものねだるな」 阿川 佐和子
最近のエッセイ集。コロナ禍のマスク生活、お母様亡き後の実家の片づけ、老化を感じる現象など。実家の大量の物をなかなか捨てられないというあたり(処分するはずが結局自宅に持ち帰る。「処分」じゃなくて「移動」)、よーく分かるんだけど、でも結局いずれは誰かが捨てねばならないんだよねぇ…
「これでもいいのだ」ジェーン・スー
ジェーン・スーさん。お名前だけは知っていたのですがお話を聞いたり(ラジオをやってる方ですよね?)本を読んだりしたことはなく、前から興味があったのでいくつかまとめて予約しました。そのうちの一冊。パートナー(主夫)と暮らす日々の小さな諍いあれこれ(夫「晩御飯いらないなら早めに知らせて!」)や、友人との外食、お出かけの様子など。さっと読める。
「46番目の密室」有栖川有栖
推理作家・有栖川有栖と犯罪学者・火村英生コンビの第一作目だそうです。長編。登場人物一覧が最初にあり、最初のうちは見返しながら読みました。(編集者と作家が数人ずつ出てくるので混乱する)密室殺人や謎の男など、ザ推理小説というかんじで楽しく読めました。
「私が彼を殺した」東野圭吾
東野圭吾さんは多作なので、昔にかなり読んだと思っていてもまだまだ読んでない本が出てきます(^^;) こちらは殺された男がマァ同情出来ないような人格なので登場人物の誰が殺しててもあり得るという流れ。最後にはもちろんうまいこと「なるほどね」となります。
「一汁一菜でよいという提案」土井善晴
以前講演会でお話を聞いたことがあって、興味があったので読んでみました。レシピ集ではなく、食に対する考え方についての本です。「日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁でよいのです。」という趣旨なのですが、実際には家族の賛同も得られないと難しいナーと思います。
「本当の自由を手に入れるお金の大学」 両@リベ大学長
YouTubeで人気のリベ大の学長本です。YouTubeは時々見ているのですでに知っている内容も多かったですが、Kindle Unlimited対象だったので借りてみました。項目も多岐にわたり、カラーのイラストや図入りで非常に読みやすく分かりやすいので、新社会人や20代、30代のうちにこれを読んでおくだけでもずいぶん意識が変わるのでは、と思います。おすすめです。
9月の読書記録 めもめも