50代からの「人生の残り時間」の歩き方。脳科学者・中野信子さんの言葉に救われた話

非常にココロに刺さった動画

昨年末、「年末にゲームを作れなかった」というお話とともに、「人生の残り時間」について思うところを書きました。

その後もぼんやりと、でも忘れることなく、ココロの片隅で同じようなことを考え続けています。

そんな折、YouTubeでとても心に響く動画に出会いました。脳科学者である中野信子さんのインタビュー動画です。

もし迷える同年代の方がいらっしゃったらぜひ共有したい、と思うほど、これからの生き方について非常に前向きになれて、また心がスッと楽になる内容でした。

(動画は記事の最後にあります)

「自由」は人間にとって負担でもある

中野さんによると、私たちの年代にはまだあと優に30年、人によっては40年もの時間があるそうです。

これからは「何をやっても自由」なわけですが、実は「自由って人間には負担ですよね」「何選んでもいいけど、選んだら自分の責任」という言葉に、深く頷いてしまいました。 私が最近、「人生の残り時間をどう使おう」と少しモヤモヤと考えてしまっていたのは、この「自由という重圧」を感じていたからなのかもしれません。

ガチガチに決めず、「寄り道」を楽しめる余白を

動画の中で特に私の心に刺さったのが、「あまり(目標を)決めないことにしている」というお話です。

一つの目標に集中しすぎると、失敗の中に隠れている新しい発見(セレンディピティ)や、みんなが見過ごした鉱脈を見逃してしまうかもしれない。 だから、決まったルートを一生懸命回るだけの旅ではなく、途中で「面白いからここで電車に乗ろう」とルートを変えられるような余白を大事にしたい、とおっしゃっていました。

セレンディピティとは:セレンディピティ(serendipity)とは、何かを探している最中に、予想外のものを偶然発見する能力や、幸運な偶然を引き寄せる能力のことです。単なる偶然ではなく、日頃の観察や知識が「幸運な偶然」に気づかせて新たな価値やアイデアを生み出す「偶然の知恵」とされています。

何かを始めて「3年くらいで飽きちゃって、また次」となっても、その3年間は楽しく過ごせたのだから自信を持っていいそうです。

3年でも熱中できるものが見つかればラッキー” と思っていいんだって!

自分の心が「豊かだ」と感じる瞬間

最後に中野さんは、こう締めくくっています。

「科学の目から見れば、人生には決まった意味はないんです。自分でどのように決めても自由ですし、途中で変わってもいい」 「どのように生きても、豊かに生きた人が人生の勝利者だと思います」

私自身は、”人生の勝利者”という言い方はあまり好きではないのですが(人生を勝ち負けで表現するのは違うと思っている)、豊かに生きる という点には大いに同意します。

「こうあらねばならない」というしがらみから解放されて、もっと身軽に、自分の心が「豊かだ」と感じる瞬間を積み重ねていけばいいんだな、と。

この先、おそらくですが、何十年もある人生。無理にひとつの大きな意味を探すのではなく、日常の小さなワクワクや、美味しいお茶を飲む時間などを大切にしながら、少しずつ変わっていく自分を楽しんでいこうと思います

中野さんの動画はこちら

動画内で紹介されていた中野信子さんの書籍『咒(まじない)の脳科学』はこちら


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