韓国ミュージカルの名作を映画館の大きなスクリーンで楽しめる「韓国ミュージカル ON SCREEN 2025」が開催されています。EMKミュージカルカンパニー制作の人気作品がラインナップされており、臨場感あふれる舞台の感動を日本でも体験できます。
上映ラインナップと公開日
今回のシリーズでは、以下の5つの大人気作品が順次公開されます。
- 『エリザベート』: 2025年7月11日(金)より(すでに終了)
- 『ファントム』: 2025年9月12日(金)より
- 『マリー・アントワネット』: 2025年11月14日(金)より
- 『笑う男』: 2026年1月9日(金)より
- 『モーツァルト!』: 2026年3月6日(金)より
各作品とも、公開日から約2週間の期間限定上映となります。
映画館によって上映期間が変わる可能性があります。公式サイトからご確認ください。
公式サイト:https://kmusicalonscreen.com/index.html
『ファントム』キャスト
ファントム(エリック) 役:キュヒョン(SUPER JUNIOR)
クリスティーヌ・ダーエ 役:イム・ソンへ
マダム・カルロッタ 役:シン・ヨンスク
フィリップ・シャンドン伯爵 役:エノク
私はこのPVでファントムの歌を聴いて見に行くことを決めました!
初の韓国ミュージカル観賞 ファントムの感想など
ファントムは日本でも公演されていますが、私は映像で一部見たことがある程度。ちなみに日本版では城田優さん、加藤和樹さんがファントムを演じられています。
韓国ミュージカルは評価が高いですよね。韓国まで見に行けずとも3500円(学生なら2500円!)で見られる今回の企画は嬉しい!
劇団四季の「オペラ座の怪人」が好きなので、どうしてもそっちが好みではありますが(ストーリーも楽曲も「ファントム」とは違います)今回は韓国ミュージカルが見てみたい!という思いで映画館に足を運びました。 (「ファントム」の前の「エリザべート」は日本版が好きすぎるので今回はパス)
さて、実際観賞して、韓国のミュージカルの役者さんたち、本当にみなさんすごく歌が上手で驚きました。そして歌と感動だけではなく、ちょっと笑える部分や美しいバレエのパートなどもあり、3時間(間で10分休憩あり)あっという間でした。
予告で楽しみにしていたファントムの歌唱は素晴らしかったです。キュヒョンさんは仮面つけててもかっこよすぎて、「仮面の下が醜い!」とか言われても、え、出てる部分だけで十分ですけど、などと余計なことを思いながら見てました。
キュヒョンさんは私はこれまで存じ上げなかったのですが、SUPER JUNIORというアイドルグループの方なんだそうです。

クリスティーヌ役の方もすごく歌がお上手でした。映画館を出る時に「クリスティーヌうるさかったわーw」とおっしゃってる方がいましたが、まぁ確かに高音でびりびり歌い上げるパートが多かったです。圧巻なんですけど。
マダム・カルロッタ のご夫婦のシーンは笑えるところが多く、劇場では皆笑ってたのかなー? 映画館ではシーンとしてるので、声を出す訳にもいかず一人でニヤニヤしながら見てました。マダム・カルロッタの出番は「オペラ座の怪人」より多め。
映画館なので、もちろん劇場で見るのとは全く違いますが、初の韓国ミュージカルはとても楽しかったです。
この後の『笑う男』( 2026年1月9日より)も行く予定。
『笑う男』のパク・ガンヒョンさんの歌唱動画
期待が高まる!
ファントム ネタバレの感想
ストーリーのネタバレになりますので、見ていない方はここまで。
ストーリーは「オペラ座の怪人」とは少し違います。特に後半。
今回1回見た限り、しかも字幕なので、もしかしたら日本版を見るともう少し違う感想になるかもしれないのですが、
お父さん、ひどくない?!
後半のお父さんの告白シーン、バレエが素晴らしかったのですが、
「え、お父さん、既婚者…」てなって、
最後のシーンも、お父さんさー泣いてるけど、絶対ちょっとホッとしてるでしょ、と思ってしまいました。
日本版ならまた違う感想になるかもなので(お父さん役にあまり息子への愛を感じられなかった)、ぜひ機会があれば見てみたいです。
おまけの動画
韓国ミュージカルの動画を色々見ていたら、この方、ミュージカル俳優のチョン・ドンソクさんの動画に巡り合いました。めっちゃいい声(お顔も良き)なのでお時間ありましたらぜひ。(今回の「韓国ミュージカル ON SCREEN 2025」とは関係ないです)

韓国ミュージカル沼に一歩足を踏み出したかもしれません!(韓国語学びたい)
シウォンさん(前左から2番目)はドラマで見たことあるなー