Affinityが永久無料に!Canvaアカウントで使えるプロ向けデザインツールをダウンロードしてみました/サヨナラAdobe?!

Adobeの契約更新をやめます

Adobeは「次回更新日以降」の価格変更をすでに発表しています。
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/plans.html

プラン名契約形態・条件新価格(税込)備考
Creative Cloud Pro(旧コンプリートプラン)年間契約・月々払い月額 9,080円すべての主要アプリが利用可能。AI機能を含む最上位プラン。
Creative Cloud Standard(新設プラン)年間契約・月々払い月額 6,480円〜一部AI機能を除いた標準プラン。コストを抑えたい方向け。
学生・教職員プラン年間契約・月々払い初年度 3,280円/月更新後 4,180円/月教育機関向け割引。学籍・職員証の認証が必要。
フォトプラン(20GB)年間契約・月々払い月額 1,780円Photoshop・Lightroom が利用可能。年額払いは 14,080円。

私が学生として使える学生・教職員プランでもこの価格。趣味程度に使うには高すぎます…

年契約が切れるのでどうしようかと悩んでいましたが、更新はしないことにしました。

そのタイミングで嬉しいニュースが!!!

Canvaが「Affinity」を永久無料!!

Affinityとは

「Affinity(アフィニティ)」は、もともと英国のソフトウェア開発会社 Serif が提供していた、プロフェッショナル向けのグラフィックソフトです。

「Affinity」公式サイト:https://www.affinity.studio/ja_jp

最大の特徴は「買い切り型」のライセンスモデルで、一度購入すればずっと使えるという点で、高速処理、非破壊編集PSD や PDF の高い互換性などを備え、世界中のクリエイターから支持を集めてきました。

主なラインナップは以下の通りです。

  • Affinity Designer:ベクターグラフィック編集(Illustrator の代替として人気)
  • Affinity Photo:写真・ラスタ編集(Photoshop のような高機能レタッチ対応)
  • Affinity Publisher:ページレイアウト・DTP制作に対応

従来の価格は単体版で約10,400円、Windows・Mac・iPad版が使えるユニバーサル版で約24,000円でしたが、2025年10月30日、「Canva Create 2025」において、Canvaが「Affinity」を永久無料で提供すると発表しました。

Canvaアカウントでの使い方

インストール方法

Canvaのようなweb(ブラウザ)で使うタイプではなく、アプリをPCやMacにインストールして使います。

  1. Canvaアカウントを作成(既にお持ちの方はそのまま使用可能)
  2. Affinity公式サイトにアクセスhttps://www.affinity.studio/ja_jp
  3. 「Affinityを入手」をクリックしてダウンロード
  4. Canvaアカウントでログインするだけ

対応環境

  • Windows(ARM64プラットフォームにも対応)
  • Mac
  • iPad(近日公開予定)(2025.11現在)

ファイル互換性も充実

他のツールからの移行も容易です。以下のファイル形式に対応しています:

  • PSD(Photoshop)
  • AI(Illustrator)
  • PDF
  • SVG
  • TIFF
  • IDML(InDesign)

Canva AIとの連携で更に強力に

無料版でも使える基本機能

Canvaの無料アカウントでも、Affinity本体の全機能が制限なく使えます

Canva Proなら更にAI機能が追加

Canvaの有料プラン(年額約8,300円〜)を契約すると、Affinity内で以下のAI機能が利用できます:

  • 生成塗りつぶし:AIが自然に画像を補完
  • 生成拡大:画像を拡大して自然に延長
  • 背景削除:ワンクリックで背景を除去
  • 画像・ベクター生成:テキストから画像を生成

また、Affinity独自の機械学習機能として、AIによる高精度なオブジェクト選択も利用可能です。

無料アカウントでも十分にAdobeの代替になりそうですし、Canva有料でもAdobeよりはるかにお安い!!

CanvaとAffinityの使い分け

Canvaが得意なこと

  • テンプレートを使った素早いデザイン
  • チームでの共同編集
  • SNS投稿、プレゼン資料の作成
  • ブラウザ上での手軽な作業

Affinityが得意なこと

  • 細部まで作り込んだプロ仕上げ
  • 高解像度の画像編集
  • 精密なベクターデザイン
  • 印刷用データの作成

以上、Affinityの情報でした。お役に立ちましたら幸いです。


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