先月、『鴨川ホルモー』や『プリンセス・トヨトミ』などの作者、万城目学さんの講演会に行ってきました。

講演会は大阪がテーマで、ご自身の学生時代や大阪城の思い出話など。穏やかな口調ですが大阪人らしいユーモアも交えつつ淀みなくお話され、「さすが作家は話がうまい…」と感心しながら拝聴しました。
これまでにも何冊か読んでいましたが、実際にお顔を見てお話を聞くと、またエッセイを読み直したくなり再読中です。
『べらぼうくん』は以前読んだ時も非常に面白かった記憶がありますが、今回は全てのお話にお顔が浮かび、より楽しく再読しました。
『べらぼうくん』には大学受験や浪人時代、京都での大学生活、静岡での社会人生活、作家になるまで、が書かれています。
『万感の思い』は直木賞受賞までの道のりを描いた「待ち会戦記」などが収録されており、飄々とした雰囲気とは違ってやはりかなりの緊張や落胆をされるのだなぁと。
まだ図書館で予約待ちの本もあるので、再読するのを楽しみにしています。
ところで、ワタクシ「再読しよう」と思っているわけではない本も「あれ、これ前に読んだ…」という本をまた借りてしまうことが度々。
図書館では借りた本の一覧などを見ることができないので、Notionでブックリストを作ることにしました。近いうちにそちらも公開したいと思っています。














