映画「国宝」見てきました

行きたいなーと思っていたら高熱を出したり(おそらくコロナ)、謎に顔が腫れたりして(おそらくアレルギー)、何もせずに過ぎていった7月でしたが、8月下旬になってようやく観に行くことができました。

映画館で映画を見るのはかなり久しぶり。

事前に予約して行きましたが、見回すと若い人から高齢の方まで、ほぼ満席だったんじゃないでしょうか。

3時間と長いので、行かれる方は水分摂取は控えめに、事前のトイレはお忘れなく!途中で立つ方も少なくなかったです。

感想など(ネタバレなし)

原作は未読。事前の情報も出来るだけ入れないようにして行ったので、ストーリーがどのように展開するのかわからず、終始ハラハラしながら見ていました。

吉沢亮さんの美しさは見る前に想像していたよりも「力強さ」を感じました。もちろんカタチとして最高に美しいんだけど、それ以上に「強さ」とか「おそろしさ」を感じて息をのみました。なんなんだあの人は…

横浜流星さんも、子役時代を演じた二人の役者さん(黒川想矢さん 越山敬達さん)も、最初に少しの出番だった永瀬正敏さんも、とにかく出演者全てが良かったです。田中泯さんも凄まじかった。

吉沢亮:美しい 強い こわい うまい 舞台の上にいる幸せな時間が少しでも長くあってほしい

横浜流星:俊ぼんのいい人さ、弱さ、名門の跡取りとしての葛藤 最後の舞台まで、全部”俊ぼん”だった

永瀬正敏:序盤だけなのにかっこよ

田中泯:クラシックバレエを学んだモダンダンサーの人(舞踊家) て初めて知った。それであの美しい姿。80歳とな。

これは絶対映画館で見た方がいい。見に行けてよかった。

音と静寂、鮮やかな着物の赤い色、映画館でなければ味わえない凄さがありました。

何度も見たくなる人の気持ちわかる。

ただ、私自身がもう一度見に行くか、と言われると、今は無理…と思っています。すごいものをどーんと受け取ってしまって、あの重さを再び気軽に味わえない。(でももう少ししたらまた行くかも)

エンディング曲も良かったです。

「すぐ配信されるだろう」と映画館に行くのを悩んでいる人は(私もそう思ってた)ぜひ映画館で。


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