なつめ茶とは
なつめ茶、というのは、韓国や中国台湾でよく飲まれている「なつめ」という果実を乾燥させ煮出した甘いお茶です。
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中国では1日に3粒のナツメを食べると歳をとらない(日食三顆棗、終生不顕老)と言われており、楊貴妃も好んで食べたそうです 。
なつめの成分と効能
なつめは、鉄分、マグネシウム、カリウム、葉酸、カルシウム、食物繊維など、女性に嬉しい要素を豊富に含みます。
- 貧血予防
- 骨粗鬆症予防
- 花粉症軽減
- ストレス緩和
- 便秘解消
- むくみ解消
- 肌のハリ、髪のツヤ
どんな味
乾燥なつめの袋を開けるとレーズンやプルーンのような独特の甘い香りがします。
なので、これが苦手な人はお茶にしてもダメかもしれません。
お茶にしても、独特の甘い香りがあり、味も甘みがあります。
お茶に蜂蜜などを加えて飲む方法もあるようですが、私はなつめの甘みだけで十分なのでそのまま飲んでいます。
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香りも味も最初「おおっ?!」と思いましたが、いやな味ではないです。
味も香りも好みが分かれるところだと思うので、最初は少量で試してみると良いと思います。
なつめ茶の作り方
いろんなレシピや動画で作り方を試してみたのですが、ズボラな私でも無理なく作れる3日分レシピです。出来上がりは1日分が100~150cc程度になります。2日目以降は冷やして飲んでいます。
- 乾燥なつめ9個
- お湯500cc
- (あれば「お茶・出汁用パック」 なくてもOK)
- 乾燥なつめを洗い、キッチンバサミでいくつかに切り分けます。中央に小さなタネがあるので気をつけて。
- 出汁用パックに切ったなつめを詰め、500ccの水を入れたお鍋に入れ、沸騰するまで煮ます。
- なつめが柔らかく煮えたら、木ベラなどでなつめの実をぎゅーぎゅー潰します。(出汁パックがあると潰す時に楽ですが、なければ、一旦ザルなどになつめを取り出して潰すと良いです。)
- 潰したなつめはお鍋に戻し、さらに5~10分弱火で煮ます。
- 熱いまま飲んでも良いし、冷めたら冷蔵庫で保存します。
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この量だと小さめのお鍋で作るのがおすすめです。またお鍋に入れたまま長時間置くとお鍋に色がつくかもしれません。(私はステンレスの小鍋で作っています)
煮込んだなつめそのものをお茶と一緒に食べてもいいそうですが、私は出汁パックをカスカスになるまでザルの上で押しつぶして、それは捨ててしまいます。
煮たなつめはスポンジみたいに水分をたっぷり含んでいるので、しっかり押しつぶしましょう。
私はなつめの実が砕けて入ったザラっとした感触よりサラサラのお茶が好みなので、このような作り方に落ち着きましたが、お好みによると思うのでぜひ色々試してみてください。
ほの甘いなつめ茶。美容と健康にとてもよいんだそうです!