大河ドラマ「光る君へ」見てますか？面白いですね！
紫式部や藤原道長に関する本を読んだので記録しておきます。
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「この世をば」永井路子
直木賞作家・永井路子氏による藤原道長の物語です。家系図があちこちに入っているので、たくさんの登場人物が出てきても関係が分かりやすくなっています。藤原道長といえば「この世をば 我が世とぞ思ふ望月の かけたることも なしと思へば」とかいうエラソーな印象ですが、より人間的で実はそんなに強気じゃない道長像が書かれており、また妻や側室との関係なども面白く興味深く読みました。
「紫式部ひとり語り」山本 淳子
紫式部の日記（随筆）風に書かれた本です。紫式部の詠んだ歌や現代語訳も交えてあり、読みやすく勉強になる一冊でした。
「源氏物語の紫の上は定子だった？」二条あつこ
紫式部と清少納言は仲が悪かった、という風に言われることが多いですが、実は源氏物語の紫の上のモデルは清少納言が仕えた定子だったのでは…という解釈。読んでみると「なるほどそうなのかも」と思えてきます。
「新編 本日もいとをかし!! 枕草子」 小迎裕美子
こちらは漫画になります。（先月はkindle unlimited対象図書だったのですが）
「新編 人生はあはれなり… 紫式部日記」小迎裕美子
こちらも同じ作者さん。落ち込んだり引きこもったり後ろ向きな紫式部が愛おしくなります。
「あさきゆめみし」大和和紀
若い時に友人から借りて読んでハマった作品。コドモが古文を習い始めた時に勉強にもなるからと「エイヤ」と全巻kindleで揃えておりました。（結局コドモはほとんど読まなかったけど）
今回の大河に備えて、再び読み直しました。今更私が言うまでもなく何度読んでも良いです。
以下は漫画だよ