読書記録 2024春

読書メモ。Audibleで読んだ(聴いた)ものもあります

『ギケイキ 千年の流転』  町田康

ギケイキは義経記。源義経の話です。全4巻中現在は3巻まで出ています。

『成瀬は天下を取りにいく』宮島 未奈

Audibleで利用。本屋大賞受賞。図書館では予約待ちがすごかったのでAudibleで聴けて良かった。個性的な成瀬あかりちゃん、魅力的です。若い時に自分を貫ける強さ、羨ましい。

『口訳 古事記 』町田康

Audibleで利用。音声だけでは分かりにくい部分は『マンガ 面白いほどよくわかる!古事記』の人物図と合わせて聴くことで理解しやすかったです。

『マンガ 面白いほどよくわかる!古事記 』かみゆ歴史編集部

Prime Readingの対象(Prime会員なら無料で読める)になっていました。(2024.4月現在)

『口訳 古事記』の予習として。

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 』若林正恭

文庫版には特別書下ろし3編「モンゴル」「アイスランド」「コロナ後の東京」収録。

なぜキューバなのか、は本編に書かれています。泣いた。

余談ですが、この本を読んだ後にキューバについて知りたくなって見た映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』がとても良かったです。u-nextで視聴可能。

『一度きりの大泉の話』萩尾望都

NHKオンデマンドで100分de 名著の『2021年スペシャル「100分de 萩尾望都」』を見て興味が出たので読んでみました。ちょい上の年代の方なので漫画はほぼ未読(宝塚の「ポーの一族」を見る前に原作をちらっと見てみた程度)ですが、”才能ある若い人が集まるとどうなるか”というお話が興味深かったです。

『好きになってしまいました。』三浦 しをん

エッセイ。サラッと。

『コンビニ人間』村田 沙耶香

2016年芥川龍之介賞受賞作。一部のエピソードが本人が「生きにくい」と感じている以上のちょっと危険なかんじがしますが、そういう面を表に出さずにいられるのなら十分立派に現代を生きていける人なのでは。周りを気にせずそのままでいてほしかった。